デスクに置く天然石の選び方
天然石を選ぶとき、多くの方が産地や石の名前から入ります。それは悪いことではありませんが、実際に長く手元に置けるかどうかは、手に持ったときの感覚で決まることが多いです。重さ・温度・表面の質感。これらは写真では伝わりません。
石の「重さ」が与える感覚
同じ大きさでも、石の種類によって重さは大きく違います。ラピスラズリは比重が約2.7〜3.0で、見た目より重く感じます。クォーツ系は比重が約2.6前後で、比較的軽い。
デスクに置いて時々手に取るなら、少し重みのある石の方が「存在感」を感じやすいです。軽すぎると、気づいたら端に追いやられていることがあります。
色と光の関係
天然石の色は、光の種類によって大きく変わります。蛍光灯の下では青みが強く見えるラピスラズリも、朝の自然光の下では緑がかって見えることがあります。
石を選ぶときは、できれば置く場所の光の環境に近い状態で見ることをお勧めします。当店では、ご来店時に窓際と照明下の両方でご覧いただけるようにしています。
原石と研磨石、どちらを選ぶか
研磨された丸玉や磨き石は、表面が滑らかで手に取りやすいです。原石は形が不揃いで、触ったときに少しざらつきがあります。
どちらが良いかは用途によります。手に取って触ることが多いなら研磨石、眺めることが主なら原石の方が自然な表情を楽しめます。当店では両方を取り扱っています。
石は同じ名前でも、一点ごとに表情が違います。写真で気になったものがあれば、ぜひ実物を見に来てください。手に取ったときの感覚が、一番正直な答えを出してくれます。